中村サン

「アイアンマンJAPAN」

2001年7月


----- Original Message -----
送信者 : "Masaru Nakamura" <masanaka@mrg.biglobe.ne.jp>
宛先 : "masanaka mcn.ne.jp" <masanaka@mcn.ne.jp>
送信日時 : 2001年7月20日 21:57
件名 : 五島列島・福江にて

> 名古屋の中村です、でも今日は長崎五島列島・福江島の中村です。
> 佐渡よりなんとなく街の規模は大きいみたいで、ホッとしています。
> 今日はカーボパーティーがあり、懐かしい仲間にいっぱい会え、皆さんからパワーを頂いた感じです。
> 日本のカーボパーティーもやっと立食でなくなり、海外のアイアンマンに一歩近ずいた、と実感しています。
>
> 明日はバイクを預け、心の準備をする日。あさっての大会が今から楽しみです。
> 月曜日にはいい報告ができるよう頑張ります。
> ではまた続編を送ります。
> ::::::::::::::::::::::::::
> Masaru Nakamura (中村 勝)
> E-MAIL masanaka@mcn.ne.jp
> ::::::::::::::::::::::::::
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----- Original Message -----
送信者 : "Masaru Nakamura" <masanaka@mrg.biglobe.ne.jp>
宛先 : "masanaka mcn.ne.jp" <masanaka@mcn.ne.jp>
送信日時 : 2001年7月21日 19:08
件名 : レースは明日・福江にて

> 長崎・福江島に来ている中村です。
> 日本列島が異常な暑さの中、ここ福江も例外ではありません。
> 昨日も今日も30度は超しているだろう気温の中、明日の暑さも容易に想像できます。
> スイム3.8キロ、バイク180キロ、ラン42キロのフル大会。無事に完走できる事を祈るばかりですが、バイクコースを下見した方の情報では「フラットな場所が無い。まったく気が抜けない!」とのこと。どうなることやら。
> 今日は、早々に夕食を済ませ、明日の3時起床に備え、床につくのみとなりました。
> 4年振りに復活したアイアンマンジャパンを悔いなく、笑顔で完走すること、それが日本が誇るアイアンマンを作り上げる第一歩でもあるような気がします。
> では。
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> Masaru Nakamura (中村 勝)
> E-MAIL masanaka@mcn.ne.jp
> ::::::::::::::::::::::::::
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----- Original Message -----
送信者 : "Masaru Nakamura" <masanaka@mrg.biglobe.ne.jp>
宛先 : "masanaka mcn.ne.jp" <masanaka@mcn.ne.jp>
送信日時 : 2001年7月24日 17:41
件名 : 長崎空港にて

> 長崎アイアンマンツアーも最終日の5日目となりました。今は長崎空港、あとはフライトを待つのみとなりました。
> 今回、印象的だったのは海の美しさ。
> 写真添付した高浜ビーチは、バイクコース中で2回も通りましたが、それでも足りずレース翌日にレン夕カーで行ってきました。
> コースのきつさや気温の高さだけが先行して伝わってしまう今回の大会ですが、島の自然も素晴らしいものがあります。
> 五島の夏が皆様に伝わりましたでしょうか?
>
> ::::::::::::::::::::::::::
> Masaru Nakamura (中村 勝)
> E-MAIL masanaka@mcn.ne.jp
> ::::::::::::::::::::::::::
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----- Original Message -----

送信者 : "Masaru Nakamura" <masanaka@mrg.biglobe.ne.jp>
宛先 : "masanaka mcn.ne.jp" <masanaka@mcn.ne.jp>
送信日時 : 2001年8月10日 4:24
件名 : アイアンマンJAPAN 総集編

> 大変おまたせしました。
> 遅ればせながら「アイアンマンJAPAN 総集編」として、今回の長い1日の報告をさせて頂きます。
> また、すべてザウルスでレポートをまとめたため、読みにくい点もあるかと思いますが、ご容赦ください。
> なお、中村のだらだらとしたレポートは読みたくない、という方は、今大会の公式HPを覗いてみて下さい。フォトギャラリーには何と私のゴールシーンもアップされていました。
> 《公式HP》
> http://www.ironmanjapan.com/jp/index.html
>
> 《カーボパーティー》
> 私が知る限り、日本で初めての着席スタイルのパーティーです。指定席ではありませんが、席数は人数分用意されていたようです。やっと海外のアイアンマン並になりました。
> 料理も日本の他の大会のようにすぐなくなる事はありませんでした。内容は、一般的なパス夕の他、郷土料理やフルーツもあって良かったと思います。(スイスのアイアンマンではフルコースになっていて、全て一品ずつウェー夕ーが運んできました)
> アルコールはありません。これも海外では一般的ですが、何故か日本では「どうしてビールがないんだ」と文句を言う人達がいます。カーボパーテイーの趣旨からすれば、アルコールはなくて当然です。
>
> 《レース前日》
> 福江の街からスイムス夕ート地点の富江まで、約20キロ。大会側のトラックでバイクをスタート地点に運んでもらえる、という粋な計らいがありました。選手には嬉しい限りです。
> ドイツではスタートとゴール地点が10キロ離れていて、トラバッグを持って前日にそんなに走りたくなかった我々は、電車に乗せて移動した事がありました。
> やっぱりス夕ートとゴールは同じ場所がいいですが、今回の場合は、レース当日の朝のバスも充実しており、不自由を感じませんでした。
>
> 《スイム》
> 2周する周回コースで、水温も高く波もなく大変泳ぎ易い海でした。26.7度の水温では、フルウェットで厳しいと思われたのですが、苦になりませんでした。途中くらげの攻撃にあったものの、大した被害はなく泳ぎきりました。
> 水の透明度はオーストリアやスイスの湖よりは劣りますが、ランカウィよりはきれいだったかも、という感じです。
>
> 《バイク》
> 途中周回コースになっている変則のコースで、第1回大会とあいまってコースミスをする人もいたようです。スイムの時には曇っていた天気もバイクに入ってから本領発揮。すぐに猛暑と化していました。(最高気温37度!)
> 今回のコースは、最初から最後まで細かいアップダウンの連続。スイスやカナダ程標高差はないのに、ランカウィや南アフリカ以上の暑さでした。
> そんな中慎重に走っていたつもりですが、まさかの吐き気。ヤバイと思った次の瞬間木陰に入ってバイクを停めましたが、同時にリバース。まだ85キロ地点なのに、今日はここで終わった、と思いました。何人もの選手が横を通り過ぎていく中、(完走できないかも)という不安で一杯。この時は運よく持ち合わせたパンシロンでその場をしのぎ、次のエードで氷を頂きながらたっぷりと体を冷やしました。
> その後、復調してホテル同室の大野さんに追いついたりもしましたが、結局着いていけず。その後はエードをはしごしながらなんとかゴールにたどりついた感じです。
> 何しろ170キロ過ぎてもまだ上りがあるのですから。バイクの制限時間を頭に入れながらエードで休憩をしたのは、初めてのことです。完全に熱中症でやられたバイクでした。
> アップダウンのきつさはスイス並で暑さはアフリカやランカウィ以上となれば、世界最強のアイアンマンバイクコースかもしれません。
> バイクゴール時にレースディレク夕ーの山本光宏氏が声をかけてきました。「周回は分かりにくくなかったですか?」確かに間違えて3周してしまっている強者もいました。プラス50キロはご苦労さんです。
>
> 《バイクエード》
> 当日の暑さで、アッという間に水やドリンクがなくなってしまったエードが多かったようです。また当然氷も大盛況でした。
> 前ぶれもなく突然現れるエードで慌てた事数回。来年以降は、事前に看板が立っている事でしょう。第1回大会のご愛嬌です。
> ボランティアの方たちは、初めて目の当たりにするアイアンマンに驚いていた様子。でも、本当にお世話になりました。
>
> 《ラン》
> 前半、微妙なアップダウンが続きましたが、ランに入っても一番の敵は暑さ。日本の西に位置するため、とにかく日没が遅いのです。
> 全てのエードで頭から水をかぶり、氷のある所では必ず氷をロにしていました。暑いランカウィでも日陰はあったし、日没後はさすがに水もかぶりませんでしたが、五島はちがいました。とにかく陽が落ちるまで日陰は無く、日没後も最後までエード毎に水をかぶる暑さでした。
> ランの走り始めは制限時間(15時間)ギリギリのペースだったためかなり焦りましたが、10キロを過ぎた頃からそれなりに走れるようになり、20キロ地点で大野さんに追いつきました。
> その後、20時をまわった頃にやっと陽が落ち涼しくなり、ゴールへの執念が涌いてきました。バイクで吐いていたため、ランに入ってもほとんど何もロにできなかったのですが、この頃から吐き気もおさまってきました。
> 街灯も無い真っ暗な道を1km先のエードのわずかな光を目指してひたすら進む。かろうじて見えるものは、道路のセン夕ーライン程度で、前に選手がいても直前まで気付かない状況。それでも他の選手に追いついたりすると、お互い顔も見えない中で会話が始まります。
> ラスト10キロを切った頃、ようやく民家も出てきて、地元の方のものすごい応援ぜめにあいました。ラスト3Km<らいになってもまだアップダウンの続く選手泣かせのコースでしたが、とにかく応援に後押しされゴールできた感じです。
> 福江の街に入ってからは、ハイ夕ッチの連続で、大変盛り上がるゴールを味あわせて頂きました。ゴール後、声をかけてくださった山本光宏さん、ありがとうございました。トー夕ル14時間43分というアイアンマンワースト記録を作りました。他の大会より1時間半位、ゆっくりしたようです。
>
> 《ランエード》
> 今回もコーラに助けられました。時々、水やアクエリアスがなかったエードもありましたが、1キロ毎にエードがあるので、助かりました。
> また、おいしかったのは地元の名物かんころもち。さつまいもを原料としたお餅で、甘くておなかの足しにもなりました。
>
> 《応援》
> バイクコースでも街中を走っている時はすごい人でした。島の人口の80%くらいの人が沿道で応援しているような感じでした。
> また、それ以上に驚いたのが、ランでの応援。夜9時をまわってようやく福江の街に戻って来た時、まさに大騒ぎの状態になってました。
> 「遅くまでゴメンナサイ」の気持ちで一杯でした。日本語での応援は、アイアンマンジャパンならではです。
> なお、添付した写真は、ゴール600m手前にある電光看板。この看板を見たときには、帰ってきた実感が涌きました。
>
> 《アワードバーティー》
> 基本的にカーボと同じですが、地ビールが有料であったのはうれしかったですね。
> また前日のレースのビデオをダイジェストで上映しましたが、感動する程素晴らしい編集でした。これからTV放映もされるので、お楽しみに。
>
> 《観光》
> レース翌日、レンタカーで島で一番きれいな高浜ビーチへ行ってきました。海の青さはもちろんですが、ビーチヘ行くまでの険しい山道に一同驚きました。あのバイクコースは、もしかすると島で一番楽なコース設定だったのでは?
>
> 《ホテル事情》
> 奮発して島で一番ランクの高いホテルに泊まりました。大浴場があった事よりも、宴会場を2部屋つぶしてバイクルームにしてくれたホテル側の対応がうれしかったです。
> また、私の住む名古屋ではTV放映される予定がない事を仲居さんに伝えたところ、地元での放送をビデオ録画して送って頂ける、との事。ホテルの接客の域を超えた、とても素晴らしい対応です。田口さん、ありがとうございました。
>
> 《物価》
> 島、という事もあり、割高を覚悟していたのですが、スーパーへ入ってみると、思いの他高くありません。
> 出発前に慌てて買い揃えなくても、大体は島の中で間に合います。
>
> 《TV放映》
> 長崎では8/5にTV放映され、前記の仲居さんより早速ビデオをお送り頂きました。
> 必死の思いで完走した思い入れのある大会だったためか、1時間番組を見ながら涙しました。
> 各地での放映予定は以下(一部抜粋)の通りです。忘れずにチエックしましょう!
> 8/22(水)10:25 KRY山口放送
> 8/31(金)深夜    SDT静岡第一テレビ
> 8/31(金)26:55 NTV日本テレビ
> 9/ 8(土)10:30 TSBテレビ信州
>   
> ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
> 《最後にPR》
> 今回ホテルが同室だった大野さんは、私の友人で今回も大変お世話になりました。
> 大野さんは、新宿・ゴールデン街近くのスナック「すず」のマス夕ー。
> 来年、五島の出場を考えている方は、お店に行ってぜひカウンターに座って、マス夕ーの話に耳を傾けてみて下さい。トライアスリート割引はありませんが、歌舞伎町のようにボラレる事もありません。
> マス夕ーも制限時間内に完走した立派なアイアンマンですよ。
> TEL:03−3209−8040
> (PM6:00−AM2:00)
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> Masaru Nakamura (中村 勝)
> E-MAIL masanaka@mcn.ne.jp
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